ワークショップ事業

「文化芸術による子供育成総合事業-コミュニケーション能力向上事業-」

演劇の手法を活用したコミュニケーション能力育成のための参加体験型プログラムを実施

平成23年度より継続実施している受諾事業。平成31年度〜令和元年度は東京都(小平市、千代田区含む)・埼玉県所沢市ほか各地域の教育委員会との連携協力を行い、演劇の手法を活用し、児童生徒のコミュニケーション能力育成のための参加体験型授業(ワークショップ)を連携地域の小中学校・高等学校で実施した。実施校の児童生徒達は、本事業での体験を通して、自分と他者との違いを改めて認識し、その違いを受け入れ、お互いの考えや意見をすり合わせていく作業を繰り返し経験している。実施後のふりかえりでは、日頃の学校生活や人間関係において、以前はあまり関わり合うことがなかった児童生徒の間で、会話が増えるなどコミュニケーションの活性化が認められた。学校の担当教員とも、学級運営や学習面でも新しい気付きや変化についての情報を共有し、次年度に向けての連携を続けている。

・東京都 小平市立小平第一中学校(3学年、特別支援学級)
  小平市立小平第十四小学校(6学年)
  小平市立学園東小学校(6学年)
・埼玉県 所沢市立牛沼小学校(4学年)
  所沢市立北秋津小学校(3学年)
  所沢市立松井小学校(2学年)
  所沢市立南小学校(3学年)
  所沢市立中央小学校(5学年)

豊岡市小中一貫教育「豊岡こうのとりプラン」ローカル&グローバル学習の時間

国際的な観光地でもある城崎温泉を擁する兵庫県豊岡市では、演劇的手法を活用した「コミュニケーション教育」を市内全小中学校で導入する計画を進めている。

豊岡市教育委員会とPAVLICが協働して、平成27〜28年度にわたって、実施カリキュラムと指導案の作成、及び市内5校にてモデル・ワークショップを実施。29年度より、学校教員による全校実施を開始した。各地区のモデル校では、ワークショップ授業実施状況をPAVLIC所属講師が参観、事後には、実施校の担当教員・学校長、市教委担当者らをまじえた研修会を行い、ファシリテーションにあたっての指導・助言を行った。平成30年度〜令和元年度には、PAVLIC所属講師が市内全校を巡回して、各校で同様の研修会を実施した。

・兵庫県 豊岡市立城崎小学校(6学年)
  豊岡市立弘道小学校(6学年)
  豊岡市立豊岡小学校(6学年)
  豊岡市立三方小学校(6学年)
  豊岡市立城崎中学校(1学年)

岡山県奈義町 コミュニケーション教育事業

平成26年度に出生率2.81を記録するなど「子育て応援宣言のまち」として全国でも知られる岡山県勝田郡奈義町において、町教育委員会(教育総務課)・一般社団法人ナギカラ・PAVLICの協働により、平成29年度から「演劇的手法を活用したコミュニケーション教育の導入」に向けたプロジェクトがスタートした。

初年度はPAVLIC所属講師による小中学生対象のワークショップ、および、教員研修会を実施。また教育委員会と協力して、次年度に向けての具体的なカリキュラムも作成した。令和元年度のもPAVLIC所属講師によるモデル授業、複数回の教員研修会を実施した。

岡山県 奈義町立奈義小学校(4学年、6学年)
  奈義町立奈義中学校(1学年)

香川県小豆島町演劇的手法を活用したコミュニケーション・ワークショップ事業

演劇などのパフォーミングアーツを活用した地域活性化を掲げている瀬戸内の小豆島町において、町教育委員会・四国学院大学(香川県善通寺市)・PAVLICの協働により、平成27 ~令和元年度にかけて、演劇の手法を活用したコミュニケーション能力育成のための参加体験型プログラムを市内小学校にて実施。PAVLIC所属講師がプログラム作成とファシリテーションを担当し、小豆島町の役場職員がサブファシリテーターとして参加した。

・香川県 小豆島町立池田小学校(全学年)
  小豆島町立星城小学校(全学年)
  小豆島町立苗羽小学校(全学年)
  小豆島町立安田小学校(全学年)

福島県立ふたば未来学園中学校「演劇」授業

東日本大震災および震災直後に発生した福島第一原子力発電所での事故により、福島県双葉郡は甚大な被害を受け、今なお復興の途上にある。この地において、震災や原発事故からの復興を実現し、先進的な新しい教育を創造するべく「自立」「協働」「創造」を校訓として、平成27年4月に県立ふたば未来学園高等学校が開校。平成31年4月には県立ふたば未来学園中学校が開校した。両校では「未来創造型教育」を展開しており、中学校では、初年度の1年生を対象に、年間を通して「演劇」の授業(演劇的手法を活用したコミュニケーション・ワークショップ)を実施し、PAVLICの講師がプログラム開発および講師として関わり、中学校での演劇の授業の中核を担っている。

都立校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業

都立校におけるキャリア教育の取組を充実させるために、平成27年度より地域教育ネットワーク東京都推進協議会の会員団体となり、東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課と連携して、演劇の手法を用いたワークショップ授業を行っている。宿泊防災訓練時に行なう防災コミュニケーション・ワークショップや、「日本語コミュニケーション」「道徳」「人間と社会」「福祉と介護」等の授業と連動したプログラムを実施している。

・東京都立 武蔵高等学校附属中学校(1学年)
  大森高等学校(2学年)
  小山台高等学校(定時制1学年)
  髙島高等学校(1学年)
  福生高等学校(定時制3学年)
  松原高等学校(1学年)
  日野台高等学校(3学年選択授業)
  府中高等学校(1学年)

人材育成協力 青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム

平成27年度より青山学院大学の社会人講座『ワークショップデザイナー育成プログラム』の「研修」講師を担当している。受講者たちが観察している前で、児童生徒たちを対象としたコミュニケーション向上のためのワークショップを実施し、その観察内容に基づき、ワークショップのファシリテーションについてグループディスカッションを行なう。講師が実際にワークショップの中でどのようにファシリテーションを行なったか(児童生徒たちを観察しどのように解釈しどのように判断しどのように行動したか)を解説するという内容で、全3〜4クラス対象に実施している。

【研修対象】31期、32期、33期

2019年度 こまばアゴラ劇場 演劇を活用したワークショップ研修会

近年、演劇ワークショップが教育やビジネスの分野をはじめ、介護や医療、防災、多文化共生、といった地域課題等においても活用される機会が急増しており、それらに対応できるファシリテーターおよびコーディネーターを育成することを目的として1年間の講座が開催された。当研修会において、プログラム・ディレクションおよび講座運営等をPAVLIC所属講師が担当した。