防災コミュニケーションWS(三和中学校)

福島県いわき市の三和(みわ)中学校で防災コミュニケーションワークショップを実施しました。
こちらの学校は一昨年、四つの学校が統合されてできた学校です。
統合前の学校のうちの一校に、パブリックはワークショップを実施していました。

その学校にいらっしゃった先生と再会したり、
中三になった子どもたちがわざわざ打ち合わせの部屋にあいさつに来てくれたりと、
とても嬉しかったです。

学校が統合するというのはたいへんなことのようです。
四校の生徒がある日を境に学舎を共にするというのはもちろん、
校歌や校章、制服などをいちから作らなければなりません。
かなりの労力だったかと思います。

ただ、校長先生とお話していると、そのたいへんさよりも、
その作業を共にすることで、ひとつの学校になる契機にしたのだと感じました。
そのためか、校歌や校章だけでなく、生徒会歌や三和ダンスなるものまでつくったとのこと。
また「ふるさと教育」としていわき市の三和地域をしってもらうという活動もなさっています。
(アメリカでライスキングと呼ばれた国府田敬三郎氏、
おもちゃの神様と呼ばれ、りかちゃん人形やダッコちゃん人形、チョロQなどを開発した
佐藤安太氏はこちらのご出身だそうです。)

ワークショップ中も先生方の生徒への愛情を感じました。
生徒たちも学校生活を謳歌していることが伝わって来ました。

ふるさとが山や川に育まれている三和だからこそ、
防災は必要だと考え、ふるさと教育の一貫として、
今回の防災コミュニケーションワークショップの実施を希望されたそうです。
ふるさとで安全に暮らす一助となれていればありがたいです。

三和中学校【出来事】
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